私は、季節が移り変わる毎に、春夏秋冬それぞれの雰囲気を部屋にも出したいと思う性質で、実際にそれをしている。夏は、水色の涼しげな敷物にしたり、部屋の入り口のカーテンも水色のストリングカーテンにして、さらに涼しげな雰囲気を出す。ついでに、壁の絵も、金魚の絵に変えて、部屋でも夏を楽しんでいる。今は、秋。敷物は紅葉を思わせるしゅう色にして、壁にはちょっと変わったものが掛っている。それは、手ぬぐいである。昔
インテリアは春夏秋冬で変えてみる... の続きを読む
一人暮らしをしていた頃、殺風景な部屋を少しでも華やかにしたいと思い、インテリア雑誌を購入してきて色々勉強していました。豪華な家具はもちろん手が届かないし、かといってオシャレなライトも部屋にはあわないし。そんな悩んでいる時に、誕生日のプレゼントとして花束を貰ったんです。そこで思いついたのが、少々大きめの花篭。せっかく頂いた花束をドライフラワーにして、その少々大きめの花篭に、いい感じにモダンになったド
部屋のインテリアとして購入した花篭... の続きを読む
工場の近くに、たまたまこの国分寺瓦の窯跡があったので、見に行った。達磨窯といって、土を掘った窯が、小屋の中に保存されていた。窯といっても、地中に穴を掘り、焚き口から火を燃やして瓦を焼くという原始的な方法。昔は、そこに火を入れ、土を高温で焼き上げて瓦にしたようだ。こんな単純なことで、あの堅い瓦ができるものかと、不思議に思った。けれど、こうした瓦の焼き方の基本は、かなり長い間、変わらなかったようだ。戦
児玉町に伝承されている瓦の焼き方... の続きを読む
世間から期待される消費拡大が本当に有意義な経済効果をもたらすのか、一過性の華々しいバブル景気で終わるのか。これは日本の将来にとっての決定的な分岐点とも言える。暦越なようだが、私はかねがね建築家の仕事は人様の人生の一端をお預かりする仕事だと考えている。医者は人様の生命を預かる。同じように私たち建築家は人様の日常生活をお預かりする。なぜなら「家」こそは、傍目には平凡に見えるが、しかし多くの人々のドラマ
高齢化会社の魅力的な選択枠「二世帯住宅」... の続きを読む
僕が知っているオーナーさんの所有の物件で、新代田駅から徒歩2分というマンションがありまして、そのオーナーさん、広告を打つときは、新代田2分ではなくて、下北沢10分で出しています。範囲は下北沢に入っていますから、穴場といえば穴場です。ただし、新代田そのものは、排気ガスのイメージが強くて、あまりいい環境とはいえません。つぎは、明大前。この場合も、おなじように少しエリアを広げてみて、下高井戸を考えるとい
オーナーさんの所有の物件... の続きを読む
公開空地は、マンションの敷地を一般の人にも開放するもの。公共の公園のように見えても、土地の持ち主はあくまでもマンションの区分所有者だ。これに対し、提供公園は区分所有者のものではなく、市や区など自治体のものとなる。この点について、詳しく説明しよう。大規模のマンションが建設されると、野原や緑がなくなり、ともすれば、街の潤いがなくなってしまう。そこで、一定以上の大規模マンションを建設するときは、定められ
一定以上の大規模マンションを建設する... の続きを読む
インテリアというのはアイディアが大事だと思いました。これはある人のブログで見たのですが、小さな子供用のかさを実際に部屋に飾っている人がいてました。そしてこれはただの飾りではなかったのです。これの後ろにライトを設置してそしてランプシェードのような役割として使うこともできるのです。これは凄いと思いました。これは発想がいいのではないかと思いました。是非みなさんもこれを使ってみるといいのではないかと思いま
小さなかさをインテリアに... の続きを読む
時代の流れで建築家のもとを訪れる方が増えるだろうといっても、決して過大な期待をしているわけではない。既製服が体にピッタリ合う方がいるように、プレファブや建売住宅が自分の生活様式にシックリ合う方も少なくないだろうから、日本の住宅の大多数は依然としてそれらのルートで建てられるだろうし、そのような商品化住宅のなかにも一般的な生活様式にとっては優れた製品もあるからだ。その意味で住宅設計に関わる建築家はプレ
「わかりにくい差」こそが住み心地を決める... の続きを読む
見学会に参加することはとても大切です。永くお付き合いをしていくパートナーを選ぶという点で、家づくりは結婚相手を決めるのにとても似ています。あなたは結婚をする前に、相手の顔や性格を自分の目でしっかりと吟味したはずです。「この人なら大丈夫。きっと年を取って死ぬまで一緒に添い遂げられる」そう思って決めたはずです。そこまでして決めたとしても、数年後には、優しさが足りないとか、子どもの面倒を少しは見てほしい
見学会に参加することはとても大切... の続きを読む
プランを中心とした発想というものを少し具体的に述べると、私は何も教条的にこうと決めているわけではないが、普通の都市型の住宅では、落ち着ける居間というのは外部の社会とはなるべく心理的に遮断したほうがよいという意味で、玄関から1歩入るとすぐに居間、という形ではなく、少し長く歩くということによって心理的に外部と遮断したい。この「羽沢の家」も玄関からの細長い薄暗い空間を通り、比較的に明るい居間へ出ることで
居間を広くし、奥へ配置する... の続きを読む
たとえCPD制度がなくても、その精神、つまり継続的に自己研修する心構えは必要である。そのためには自分の生活範囲で空間の快・不快を分析的に見ることも大切だが、やはり旅をして名建築や快適な街並みを見学することが勉強になる。これにはもちろん国内の都市、たとえば東京住まいの人なら京都や岐阜県高山、映画で知名度を増した広島県尾道などは数日間滞在して、観光名所以外のところまで自分の足で歩き回ってみると、必ず何
建築を見る... の続きを読む
危険度を高めているのが、高齢者を含む家族や地域社会の住生活上の特性である。そのひとつは、高齢者の生活が孤立し、完結する傾向である。ひとり暮らしの高齢者の増加に加えて、同居であっても、家族から分離、独立した生活をする高齢者が増加しているのである。近年の郊外住宅の典型のひとつは、一階の玄関脇に独立性の高い老人室があり、玄関を挟んで居間や食事室、そして家族の私室は二階にあるというものであるし、また、いわ
住生活の特性と火災危険... の続きを読む
決して誤解してもらいたくないのです。これは「木造軸組工法の家が多かった」というよりも、「街のほとんどの家が木造軸組工法でできていた」からです。その事実をあえて無視して、ハウスメーカーの家やツーバイフォーの家が壊れなかったという報道がなされました。彼らはそのことをいまだに営業トークに使っています。「木造軸組工法は、地震に弱いですよ」「大工さんのつくる家は欠陥が多いですよ」ほとんど言いがかりの世界です
木造軸組工法は自信に弱いのか?... の続きを読む
月日が経ってくると、家族の生活スタイルが変わっていきます。だから、ちょっと模様替えしたくなります。でも、決められた部屋では、思うように活用できないこともあります。そんなとき、ちょっとリフォームをすることで解決していきます。びっしりと家具を置くより、空間を作り出すことによって、ニーズにこたえてくれるものが発見してきます。新しい空間があると、次に必要なアイデアが生まれて来るそうです。例えば、階段の下に
リフォームするためのアイデア... の続きを読む
リフォームだってやっぱりエコロジーです。特に何十年も使っていたような、機器を取り替えるといった場合には、その機器そのものが、その何十年もの間に進化しています。ですから、グレードの低い機器を選んだとしても、電気使用量やその他のエネルギーの使用に関してももちろんより少ない電気やエネルギーの使用で、何倍もの働きをしてくれます。細かな部分でいえば、シャワーヘッドなどは、とても効果があります。節水型のシャワ
エコロジーなリフォームをしましょう... の続きを読む
今年のはじめに市内からチョット離れたマイホームを購入しました。初めは中古の戸建でもいいので、市内でお家を建てようと主人と話していたのですが、ある日お家のポストに新築の建売り住宅販売のチラシが入っていて、どんなものかと思い、主人と一緒に見学に行くことにしまた。場所は主人の会社からは少し離れていますが、駅が近く、通勤には困ることはない場所にありました。海も近くにあり子供ができたら、一緒に海に遊びに行く
市内からチョット離れたマイホームを購入... の続きを読む
二世帯同居住宅の設計においていちばんむずかしいのは、やはり玄関です。そして、玄関の設計に関して大いにもめたのがKさんの家でした。親夫婦と息子一家が同居するケースですが、もめたのは世間でいうお姑さんとお嫁さんではありません。実の父と息子でした。じつはこのケースは案外多いのです。同居計画がもち上がった当初から、二人の間でやっかいな問題が起こりそうな予感はありました。というのも、お父さんは筋金入りのがん
玄関をめぐる父子の争い... の続きを読む
インテリアの色使いの妙を実感してもらうために、テーブルの上に壁紙のサンプルを並べ、その上にオーナーの手を置いてもらい、比べて見てもらいます。ウォームカラー(温色系)からクールカラー(冷色系)へと徐々に色を変えていくのですが特に年配の女性には、クールカラー系の明るい色は似合いません。どうしても、年をとると肌の色つやが悪くなってきてしまうため、明るい色と合わせると余計に黒ずんで見えてしまうからです。し
ディスプレイと実物の違いに注意... の続きを読む
家族のライフスタイルの変化や、今ある住まいの条件に満足できず、快適に過ごすための対応が出来にくくなったことなどを理由に、やむを得ず建替えを選ぶケースが多いのです。しかし私から見ると、理由はもうひとつあるように思います。それは、家を建てる最初の時点で、家族のあり方などをじっくり考えず、予算が合い部屋数があればいいという安易な気持ちで決めてしまったり、ハウスメーカーが提案する規格プランにそのまま乗って
家族のライフスタイルの変化... の続きを読む
最近売り出される大手住宅メーカーの住宅には、必ずHA(ホーム・オートメーション)が設備されています。いわく、「電話一本で安全が確認できます」(窓のロックをかけ忘れていないか)、「明かりのついている住宅に帰ることができます」(電話で帰宅前に明かりをつける)、「帰宅時間に合わせて、風呂を沸かしておけます」など、いくつもの便利性がうたわれています。このような宣伝文句の裏には、働く主婦が増えてくることに、
女性の社会参加とホーム・オートメーション... の続きを読む
一般的に第二の人生については、女性の方が前向きに考え自己実現志向が強いのに対して、男性の方は現状維持の守りの志向が強く、家のリフォームのようにある程度のお金が動く場合、抑制の方へ傾いてしまうケースが多いようです。その都度暮らしを見つめ直し、生活の器である住まいをリフォームすることは大切なことですが、仕事の忙しさや日常に追われ、気になってはいても先延ばしにして来た方も多いはずです。また夫婦関係も、た
リフォームで夫婦の絆が強くなることもある... の続きを読む
見すかされているというべきか。女性が社会参加(就労、社会活動、市民運動など)しているほどには男性の家庭参加が進んでいないために、そのズレをお金を出して入手できる設備で埋め合わせさせようとしているのです。でも、男性だけに問題があるわけではありません。女性の側も考えねばならないことがたくさんあります。家族で話しあって家事分担を進める努力をしているでしょうか。その煩わしさを避けていないでしょうか。「私一
家族で話しあって家事分担を進める努力をしているか?... の続きを読む
下絵に沿って慎重に、という様子はいっさいなく、彫刻刀のこの一彫りで、この部分のカーブはこうだという確信に満ちた、しかも淡々とした動き。深夜、ひとりでテレビに向かって思わず、「カッコイイ」とつぶやいたほどだった。「迷いのない手」に私が魅力を感じるのは、その手の持ち主が「迷いのない美意識の持ち主」だからなのかもしれない。インテリアという「自分の世界」。私のリビングルームには、日だまり色のカーテンがつけ
今のマンションを見つけたのは三年前... の続きを読む
マイホームを建てるとしたら。間取りを考えるのは難しい。だってそうですよね?もし家族がこれから増えたら?バリアフリーが必要になったら?子どもが大きくなって部屋が狭くなったら?いろいろ考えるとやっぱりって難しいですよね。その中で予算も考えなくてはいけないし・。しかし、一生に一度の大きな買い物です!!絶対に失敗はしたくないですよね。和室だったり洋室だったり、好みはあるとは思いますが、家族設計をしっかりと
マイホームの間取りを考えるのは難しい... の続きを読む
構造躯体としての家そのものを変えることはむずかしいが、リニューアル&リフォームを通じインテリアを変更することによって、必要な条件を満たすことができる。その場合、住まいの身体機能の変化に対応するだけでなく、加齢にともなう精神的な変化へも十分配慮する必要がある。住宅を選択する際にはライフステージの変化にともなう住まい方の変化にも対応できるように、あらかじめプランニングしておくことが必要になってくる。高
住宅として注目されている... の続きを読む
日本の気温は、夏は蒸し暑く、冬はガタガタと震える寒さになるので、住宅は、暖房と冷房の繰り返し使ってきます。だから、湿気しやすく、乾燥しやすい状態になるので、高温多湿と頭寒足熱状態になります。だから、換気をよくしないと、結露が出て家が傷みやすい状態になりますし、住宅にカビなどが発症すると不健康になりがちになります。その上、家族の誰かがタバコを吸っていたり、石油ストーブをたいていたり、ペットを飼ってい
住宅の中は常に換気が大切... の続きを読む
ある会社の社宅だったところが、十数年後に見たら、分譲マンションになっていたという話は少なくないだろう。私も実際にそういう現場を見たことがある。様々な理由により、会社が所有する住宅が減っているのは間違いない。また、管理方法も変わってきている。管理代行をする会社がいくつも出てきて、自社で管理をすることも減っている。建物を自社で持たない借り上げ住宅の形もさらに増えているであろう。さらに、会社と住宅の関わ
社宅は変わってきている... の続きを読む
私は就職をするまでは一人で暮らしをしたことがありませんでした。大学も実家から通える距離にあったので、そのまま親と暮らしていました。就職先も実家から通えない距離ではありませんでしたが、「社会人になったんだから一人で暮らしてみなさい」という親のアドバイスに従って、慣れない社会人生活とともに新生活をスタートさせてみたのです。もともと家事は実家にいた頃から手伝っていましたし、一人でできることはなるべくやっ
はじめての一人暮らし... の続きを読む
東京の貸ビルの空室率は昭和53年ごろ2%弱あったが、61年には0.2%にまで低下し、極端なオフィス不足となった。特に中央区、千代田区、港区、新宿区といった一等地では空室率が0.01%と、事実上大型フロアで空いているものは皆無に近い状態にまで逼迫した。その原因を、考えてみよう。一般には東京の急激なオフィス不足は、昭和61年の末に東京オフィスセンターが創設され、それに前後して海外の金融機関が大挙して東
東京の貸ビルの空室率... の続きを読む
もともとわが国近代の建設技術は、施工経験の中から生み出されたものというより外来技術の移殖から始まった。移殖はそれを必要としたもの、多くは施主としての官の手でおこなわれ、直営施工の中で育てられた。移殖の初期における技術家もそのなかにあって強い指導性をもった。たとえば建築工事では明治期洋風建築における辰野金吾などの地位は高かった。なぜならその意匠・構造・施工などについて彼ら少数のほかに知るものはなかっ
直営施工の中で育てられた... の続きを読む
21世紀に入り、東京の各地で進む巨大開発が全貌をあらわした。しかし、その一方で若い施主が極小の住宅を建てることも、一般の雑誌をにぎわせている。そもそも世界的に考えても、日本は小住宅という建築のジャンルを非常に洗練させた国である。小住宅は「うさぎ小屋」と呼ばれ、馬鹿にされてきたが、日本の建築家は実作を手がける機会を多く与えられ、すぐれた作品を生みだしてきたのも事実だ。一九九九年に登場したスミレアオイ
日本の建築家... の続きを読む
どんなテナントに貸すのか、目的意識が明確になれば、そのための立地条件はどうあるべきか、おのずとはっきりしてくる。ぎゃくに立地条件が先にあって、そこに貸ビルを建設したい場合もあるだろう。そのときは、立地条件によってどんなテナントを目的とするか、制約を受けることはある。ビジネス街なのか、商店街なのか、盛り場なのか、どんな地理的条件かを見きわめて、潜在するテナントにあわせたビルを建てないと、ビルはもった
目的に合致した立地条件と良いテナントを確保する... の続きを読む
行政はプロの知恵も使って、広域マスタープランをつくる。マスタープランに沿って、官民が協力して沿線の区画を再統合し、スーパーブロックで街をつくり替えていく。スーパーブロックで整備すれば、従来の路地は建物内通路に置き換えることができる。こうした路地の廃道分で、メインストリートの拡幅分を相殺できるだけでなく、新たに有効な開発敷地も生み出すことができるはずだ。つまり、用地買収費もかからず、立体道路整備と都
一体整備のプロセスとメリット... の続きを読む
奥さんのファイトと合理性はみあげたものである。しかし同時にこの話は、建設工事における施主と施工者の関係について示唆するところが多い。それは請負という契約関係の、実際上の不明確さである。このケースは当初に総額の取りきめがあり、請負の形式でおこなわれている。それにもかかわらず、工事の完成を約束する請負契約に不可欠の完成目的物の明確な指定、具体的には設計図、仕様書を欠いている。これはあきらかに施主の側に
請負契約というものの実際上の不明確さ... の続きを読む
雑誌に出ているキレイなインテリアのグラビアを見ては、自分の部屋と見くらべてハーッとため息。「キレイに暮らしたいけど、いったい何から手をつけていいのかわからないぐらいゴチャゴチャなの」という人、多いのではないでしょうか。雑誌のグラビアやモデルルームの写真には生活感というものがありませんから、「こんなにモノがない家なんてあるわけない!嘘っぽいな」なんていう気分になってしまったりして……。とくに残業が多
散らかる。片づかない。そんな部屋でいいの?... の続きを読む