供給過剰感は以前にも増して強く、売れ残り物件がさらに増えるのは必至。不良在庫を抱えるのはかなわない、値下げしてでも売ろう、と売れ残り物件の価格を下げれば、新規物件も下げざるを得ない。このため九五年上期の一戸当たりの平均価格は四一三二万円と、前年同期より七・三%も値下がりしている。不動産業者のなかには「年末までにさらに五〜一〇%は下がる」という声もある。公庫の調べによれば、九四年度のマンション購入平均価格は約三九五二万円。これが二〇〇〜四〇〇万円程度安くなる可能性もあるわけだ。デペロッパーのなかには「新規物件を三つ販売して一つ完売できれば上々」という供給過剰を容認する意見もあるという。マンションの下落傾向はまだまだ続くと見るのが正解だろう。
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