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直営施工の中で育てられた

2011.12.02

もともとわが国近代の建設技術は、施工経験の中から生み出されたものというより外来技術の移殖から始まった。移殖はそれを必要としたもの、多くは施主としての官の手でおこなわれ、直営施工の中で育てられた。移殖の初期における技術家もそのなかにあって強い指導性をもった。たとえば建築工事では明治期洋風建築における辰野金吾などの地位は高かった。なぜならその意匠・構造・施工などについて彼ら少数のほかに知るものはなかったからである。

[参考サイト]
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しかし建築工事についていえば、その後新しい構造理諭・計画理論の発展、建設業における施工経験の蓄積などによって技術はだんだん分業的に負担されるようになる。いわば技術はデザインと計画のエンジニアリングと施工のエンジニアリングに分かれた。